保育の中のインクルーシブ

 『インクルーシブ』なんだかすべての人のための社会、福祉というイメージがして、いい響きがします。多様性を認めて、それぞれが成長し合うなんて、憧れです。

 でも、実際、なんとなく、理解しているだけの状況でインクルーシブな保育をやろうとすれば、ただ、表面上そこに子どもが存在するだけになってしまう…。子どもそれぞれに合った成長が、できずに、ただ、時が経過することを待つだけの保育になってしまうのでは…。先日講習を聞いて、改めて考えてしまった。

 子ども自身が、居心地が悪いと感じながら、その場所に(みんなと一緒)いるならば、成長はできないとある。同じ場所にいれば、お互いが刺激し合って成長するなんて、できるはずがないとある。そこには、保育士やそこにかかわる大人たちの適切な援助や配慮があって、子どもたちは、はじめてお互いを認め合い、成長するのだとある。

 適切な援助や配慮が難しい…。とりあえず、仲間の保育士と保育の雑談をしながら、学ぶしかないかな…。今回、そのことを考えたりだけでもよしとして、進もう!保育が楽しいから♡