安全と子どもの成長

最近読んだ子どもの安全についての本、なんだか考えてしまった。もちろん最優先は、けがをせずにだけれど…。子どもそれぞれの経験、その時の状況の違いなどがあり、同じように配慮していても防げないこともある。でも、だからといって大きなけが、傷になっては言い訳にもならない、と自分の保育を振り返る。あの時の言葉がけは、子どものやる気を損なう言葉になっていなかったのか、子ども自身の勇気になって子どもがやってみたいと思えたのかなど…。

 

子どもの遊んでいる様子、次につながる行動に危険はないかなど注意をはらいながら見守り、必要な時に援助するには、緊張が強いられ、疲れる。もう、へとへと。『保育士さんは子どもと遊んでいるだけだからいいよね』なんていう声が聞こえくると、正直うんざり。大切な一人の子どもの健やかな成長にかかわっていると思えば、真剣に向き合うことがいかに大切かを実感する。

 

ただ、現実はもっと悲しい状況…。ある日、園庭のジャングルジムで遊んでいる子が落ちないように神経をとがらせて見守る私の2,3メートル離れた場所で、別の子が『おしっこ出ちゃったー😨』と叫んでいた。その子のすぐ近くに保育士がおり、私はそのままジャングルジムの子を見守った。しかし、その近くにいた保育士は、さり気なく離れて知らん顔している。えっ?どいうこと?自分のクラスの子どもじゃないと思ったのかー?聞こえなかったってことはないでしょ、なんかつぶやいてたじゃんとその保育士の行動を疑う私。その保育士にどういうことなのか、話を聞きにいきたいが、目の前の子の楽しそうな姿に、後でにしようとなり、時を逃してしまう。(これは、私の言い訳なのかもしれない…)その保育士の不快感を覚える言動は、この日だけじゃないことを考えると話をしても仕方がないだろうなーと諦めてしまった。

そして、保育士の資格の以前の問題のような気がして悲しいと思うのは私だけなのかな…?