2023/11/03
最近読んだ子どもの安全についての本、なんだか考えてしまった。もちろん最優先は、けがをせずにだけれど…。子どもそれぞれの経験、その時の状況の違いなどがあり、同じように配慮していても防げないこともある。でも、だからといって大きなけが、傷になっては言い訳にもならない、と自分の保育を振り返る。あの時の言葉がけは、子どものやる気を損なう言葉になっていなかったのか、子ども自身の勇気になって子どもがやってみたいと思えたのかなど…。 子どもの遊んでいる様子、次につながる行動に危険はないかなど注意をはらいながら見守り、必要な時に援助するには、緊張が強いられ、疲れる。もう、へとへと。『保育士さんは子どもと遊んでいるだけだからいいよね』なんていう声が聞こえくると、正直うんざり。大切な一人の子どもの健やかな成長にかかわっていると思えば、真剣に向き合うことがいかに大切かを実感する。 ただ、現実はもっと悲しい状況…。ある日、園庭のジャングルジムで遊んでいる子が落ちないように神経をとがらせて見守る私の2,3メートル離れた場所で、別の子が『おしっこ出ちゃったー😨』と叫んでいた。その子のすぐ近くに保育士がおり、私はそのままジャングルジムの子を見守った。しかし、その近くにいた保育士は、さり気なく離れて知らん顔している。えっ?どいうこと?自分のクラスの子どもじゃないと思ったのかー?聞こえなかったってことはないでしょ、なんかつぶやいてたじゃんとその保育士の行動を疑う私。その保育士にどういうことなのか、話を聞きにいきたいが、目の前の子の楽しそうな姿に、後でにしようとなり、時を逃してしまう。(これは、私の言い訳なのかもしれない…)その保育士の不快感を覚える言動は、この日だけじゃないことを考えると話をしても仕方がないだろうなーと諦めてしまった。 そして、保育士の資格の以前の問題のような気がして悲しいと思うのは私だけなのかな…?
2023/03/07
 保育士って、私を含めて声が大きい気がする。子どもたちを集団で保育することを当たり前だからとしているからなのか…?確かに、大きい声が必要なこともあるかもしれないけれど、子どもをほめる時も必要以上に大きい声でほめている気がして…。最近、私はその子だけに伝われば良いので必要以上に大きな声にならないように、意識し気を付けて声をかけている。  いろいろな本を読んだり、保育士やほかの業種の人と話をしたりする中で、ほめられていることを当人以外に知らせることは、ほめられるためにあなたもがんばりなさいというメッセージがこめられているような感じがするという思いが強くなってしまったというのが、理由。指導する意識が強くはたらく感じ。  保育園は、確かに集団で生活する場であるが、そこには一人ひとり別々の個人がいるから楽しい。新しい発見、意見の相違、気持ちの共感など…、多様性といいながら、ひとつにまとめてしまいそうになる自分に反省をしながら、日々子どもたちとかかわっていきたい。
2023/01/12
 年末年始の長期休み明け、久しぶりに子どもたちと勤務先の保育園で会った。お母さん、お父さんたちとは、笑顔で今年もよろしくお願いします、と挨拶を交わすが、子どもたちは、小さければ小さいほど、保育士の顔をじっと見て、不安そうな様子。久しぶりの保育園に戸惑うのは当然のこと。私は、精一杯の笑顔で子どもたちを受け入れるが、子どもたちは、不安、戸惑いがなくなるわけもなく、保護者の方から離れるのを嫌がるか、じーっと見てどうしたらいいのかと思案している様子。私は、その子の好きだった遊び、興味のあったことは何だったのかを思い出しながら、不安な気持ちが減るように、ぼちぼち、ゆっくりかかわっていく。『思い出してよー』という願いを隅の方において、あわてず、急がず、少しずつ距離を縮めていく。そして、翌日にはたいていの場合、思い出してくれる、この人だった、いっしょに遊ぶ人と。  今年も新しい年がはじまり、成長する子どもたちといっしょの時を過ごすのが楽しみだなーと思う。あわてない、急がせないこどもたちとのかかわりを大切にしたい。
2022/09/06
保育園での食事の様子は、コロナ以前と以後とでは、まったく変わりました。あんなに、にぎやかで楽しい雰囲気だった食事が、『黙食』です。しーんと静かな保育室で、食器の音や「保育士のかみかみしてね」などの言葉ぐらいしか聞こえてきません。なんだか悲しい😢でも、健康にはかえられませんから、仕方がありません。...
2021/10/21
子どもは、小さいから、何も知らないから、大人が教えてあげなければならない、という強ーい思いで、子どもと一緒に生活をすると子どもも大人にとっても居心地の悪い場所になってしまう気が…。 もともと、一人の人なのだから、親子であろうとまったく同じ考え、同じ感覚ではないから、まずは、相手の気持ちを知ることからはじまるとー。...
2021/05/05
 保育のことをもっと知りたい学びたいと思い、本を読んだり、研修に参加したり…。答えが出るはずのない学びだと思っていても、自分のしていること(保育)が、はっきりと正しい方向を向いているのか、それとも間違っているのか?...
2020/12/25
 保育園での集団生活では、友だちとかかわり、その中で社会性を学ぶと考えていました。ところが、ある時研修で、社会性は大人数の中では育ちません。ていねいに保育士がかかわることで、社会性が育っていくのです。子どもは、自分自身を何度も何度も身近な大人にていねいに受け止めてもらうことを経験し、はじめて、友だちと、人とかかわることを学ぶのです、という講師の言葉を聞いて、私は、はっとしました。  自分の思いを聞いてもらったことがない子は、相手の思いを聞き、まして受け入れることなど、難しいだろうな、とは漠然と思っていました。ただ、保育士が、その中心に存在するのではなく、子ども同士のかかわりの中で、保育士は必要な時に援助することで、社会性は育っていくと思っていました。しかし、それは、何度も受け止められた経験のある子どもが、次のステップとして、友だちとのやりとりをしていくのだろうと思いました。  少し前は、保育園の集団生活に入る前に、保護者とのかかわりがゆったりあり、自然と受け止めてもらった経験をしてきた子が、入園してきたように思います。しかし、今は、保護者やまわりの大人にゆとりがなく、ていねいにかかわることができにくいと感じています。  なんとか、今の状況の中でも、できるだけていねいにかかわりたいと思い、そして、多くの保育士がそうした保育をしてくれることを願います。
2020/11/14
 保育園では、様々な行事がある。由来を伝えたい行事、みんなで楽しみたい行事、カレンダーになんとなく記されている行事…。...
2020/10/03
 『インクルーシブ』なんだかすべての人のための社会、福祉というイメージがして、いい響きがします。多様性を認めて、それぞれが成長し合うなんて、憧れです。...
2020/08/30
 子どもたちが、どろんこで遊んでいる。楽しそうに夢中で、後のことなんか、気にせずに。私は、この夢中になって遊ぶ姿がいいんだよな♪と思う。時間や汚れなんか気にせずに、ただただ、夢中になること。...

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